今日は端午の節句です。この日には邪気を払うため軒先に菖蒲や蓬を挿すそうです。もっとも僕はそんな光景にお目にかかったことはありません。今でもそうしている所もあるのか知らん。菖蒲湯は今でもやりますね。この菖蒲はいけばなで使われる花菖蒲と葉の形が似ており、よく混同されます。というか僕が混同していました。端午の節句に用いられる菖蒲は花菖蒲とは全く別種だそうです。まあそうは言っても、菖蒲の葉の形が剣を連想させる事も端午の節句が男の子の節句とされる一因となったそうで、同じような葉の姿を生かして生ける花菖蒲もこの行事にあながち関係ないとも言えないでしょう。そんなわけで僕は今でも端午の節句がくると花菖蒲を生けるのです。