2009年12月21日

今朝の光景です。道の真ん中で鳩が3羽ほど餌をついばんでいました。トラックがそこを通ろうとしているのですが、近くに寄っても一向に飛び立つ気配はありません。困った運転手がクラクションを鳴らしても知らん顔です。結局近くにいた人が車道に出て鳩を追い払い、トラックは無事走り去りました。

僕は小さなころ、鳩をなんとか捕まえたいと、見かけるとなるべくそっと近づいてはぱっと逃げられるということを繰り返していました。後に大学生になり同じことをやっていて、一緒にいた人に鳩は沢山バイ菌を持っているんだからみだりに触るものじゃないと怒られましたが、当時の僕はそんなことは知る由もなく、ただただいつも逃げられる鳩になんとか触れてみたいという一心でした。その時の鳩はとても敏感だったように記憶しています。どれだけ用心して近づこうとしても、まだ随分距離がある内からさっと飛んで逃げていきます。餌をまいておびきよせようと試みたこともありますが、やっぱり結果は一緒です。今朝の鳩のようにトラックが迫ってきてもまったく気にする様子もなく優雅に食事を続けるような輩はいませんでした。東京の鳩は人に慣れていてちょっとやそっとでは動じないのか、あるいは東京だからというわけではなく、時が流れ以前よりも人慣れしたのでしょうか。そうでなければ、当時の僕はよっぽど用心して足音を立てないように忍び寄っていたつもりでしたが、所詮は幼児のすることで、鈍感な鳩も驚いて逃げ出すほど騒々しく近づいていたのかも知れません。

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