帝京戦

早稲田7-18帝京

豊田組の初観戦でまさか苦杯を嘗めさせらるとは思いませんでした。完敗です。次第に頭がかっとしてきてあまりはっきりとは覚えていませんが、帝京はブレイクダウン、スクラムで完全に早稲田を上回っていましたし、見事なタックルを連発していました。早稲田側に反省点は多々あるかと思いますが、まずは帝京を褒め称えるべきでしょう。

接点での激しさ、力比べもそうですが、接点へ到達するのが帝京FWの方が早かったのには驚きとともに絶望を感じました。早稲田は多少大きさや力で負けても速さでは負けてはいけないのです。よく動いた帝京は天晴れで、早稲田は猛省が必要です。

僕がつぶさに早稲田ラグビーを見るようになったのは佐々木組以降なので、対抗戦で負ける早稲田を見たことがありません。ノーサイドの後しばらくは呆然としていました。なんとなく、あくまで想像ですが、昔FWが弱いと言われていたころの早稲田はこんな感じだったのかなと思いました。

これで対抗戦連勝記録が53で止まったそうです。けれどもここで終わりではありません。まだ対抗戦優勝の可能性はありますし、なにより早稲田が目指すのはいつでも「荒ぶる」を歌うことです。負けから学びより逞しくなった豊田組を見せてください。

早稲田大学ラグビー蹴球部
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