友達の本。数ヶ月前に出ていたのですが、ようやく手に入れて読みました。
『1985/写真がアートになったとき』
http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-7353-6
写真は全くの門外漢ですが、彼女の写真を語るということに対する熱意が伝わってきて嬉しくなりました。そういうのって理屈じゃなくて、僕が花に取り憑かれているように、彼女は写真を語る事に取り憑かれているのです。多分ね。 本を出すってすごいことです。尊敬します。一つやってきたことが形になったわけです。
昔々僕らがまだ学生だった頃、二人で目黒川沿いを散歩していて、それぞれの漠然とした将来への不安に対して「お互いに頑張りましょう」と励まし合った事があります(これを僕は勝手に目黒川の誓いと名付けています笑)。 あれから10年ぐらいかな、彼女はこうして本という一つの形を残し、僕も今年ようやく自分の稽古場を構えてこれからなんとか花の道で生きて行こうとしています。まだまだ緒に着いたばかりですが、当時の僕等に対して「まあなんとかやっとうよ」ぐらいは言えるのではないでしょうか。
なんだかベタベタした文章になってしまいましたが、読み終えてなんとなく感慨深いものがあってこんなことを書いてしまいました。 何はともあれ、おめでとうございます。刺激を貰って僕もがんばりますたい