早明戦

早稲田 32-33 明治

うーん、悔しい、最後の最後で逆転されました。外野の意見ですし、結果論ですが、あそこは普通に蹴ってほしかった。実際に戦っている選手たちが何かを感じたのでしょう。

負けはしましたが、内容は悪くは無かったです。特に後半間島選手を入れてからの戦い方は素晴らしかった。明治や帝京相手にはあのくらいエリアを重視した戦いでいいと思います。帝京戦のときにも書きましたが、FWが互角以上の相手には、自陣22mラインを割られたら自動キックぐらいの感じでいいのではないでしょうか。

まずは敵陣でラグビーをしましょう。現実的に帝京や明治の圧力は完全にはしのぎ切れません。自陣深いところで相手ボールになってしまうと、いずれはトライをとられてしまいます。まずはそのリスクを避けることが第一です。

それから、攻撃面でも当然敵陣に行くべきです。キックは基本的には相手にボールを渡すことにはなるのですが、今年の早稲田はブレイクダウンは結構やれているので、ターンオーバーの可能性はあります。また、粘り強く圧力をかけつづければどこかで相手のミスやペナルティーも起こります。BKの決定力はそれなりにあるので、敵陣でボールを持てればトライをとれる雰囲気はあります。

間島選手のキック力は素晴らしい。強力FWを擁する相手には彼は絶対に必要です。プレースキックも上手ですしね。選手権では是非スタメンで使っていただきたい。

対抗戦は結果だけ見るとぱっとしませんでしたが、帝京にも明治にも次やればやり方次第では可能性があると感じさせてくれる内容でした。選手権では是非雪辱を果たしてほしいです。

今年こそは「荒ぶる」を歌うぞ。

早稲田大学ラグビー蹴球部
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