早明戦

早稲田 18-16 明治

後半の修正は見事。FWが劣勢と見るや自陣から回すのをやめ、キックでの陣取り主体に切り替えました。そして、それを信じてやりきりました。ここ数年、強かった時代を引きずり相手に合わせてラグビーを変えるということができなかった早稲田がやっと本当の挑戦者になれたような気がします。

印象に残ったプレーをひとつ。スペースがある状態でボールを貰ったら何人たりも止めることはできない、これが僕の考えるWTBの定義です。それを体現した原田選手。最後のショットも沈め、大手柄です。

この後半の感触を忘れなければ、最大の難敵帝京にも勝てる芽があると思います。他のチーム相手にも、自分たちの強みをぶつけることは勿論ですが、相手の特徴も踏まえたうえで臨んでほしいですね。早慶戦、早明戦を経て早稲田は強くなるのです。選手権に期待しています。久しぶりの荒ぶるが聞きたい。

早稲田大学ラグビー蹴球部
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