覚書

丸谷才一『御礼言上書を書き直す』より

丸谷才一さんが文化勲章を受賞された際、御礼言上の役を勤めたそうです。そのことを書いた文章の一部を紹介します。 僕はこの人の文章が兎に角好きで、とっても上手いなあ …

覚書

『またたび浴びたタマ』より

村上春樹さんの回文尽くしの本『またたび浴びたタマ』より気にいった物を3つほどご紹介しましょう。 うらわでまいたはははとはははたいまでわらう 浦和で蒔いた、ははは …

覚書

コーラン

最初は読みとおせるか不安になるくらい退屈でしたが、馴染んでくるのでしょうか、次第に面白く感じるようになりました。特に印象深かった一章を引用しましょう。興味がある …

覚書

古事記

前々から読みたいと思っていた古事記をついに読みました。ほとんど意味がわからないので、眺めると言った方が正確ですが。最初の方は神話で、知っている話も出てきて楽しめ …

覚書

野球いろは歌留多

丸谷才一さんの『綾とりで天の川』という随筆集の中に「野球いろは歌留多」と題されたお話がありました。 題名のとおり、野球いろは歌留多を作るろうという趣向です。僕が …

覚書

サフラン

お気に入りの文章の紹介です。森鷗外の「サフラン」という随筆です。こんな文章を書けるようになるといいなあ。 名を聞いて人を知らぬと云うことが随分ある。人ばかりでは …

覚書

たくましきボイラー

「逞しい」という漢字が分からなかったので辞典を引いていると、隣にある「たくましきボイラー」という文字が目に飛び込んできました。どんなに頑丈なボイラーなんだろうと …

覚書

「あるいは」に纏わる書付

自分の備忘のために書き付けておきます。 漢文では「或人曰」という形がよく出てきます。これは省略され「或曰」と書かれることも多いのですが、訓読の際は「ヒト」を補い …

覚書

四面楚歌

「四面楚歌」の出典です。 項王軍壁垓下。兵少食尽。漢軍及諸侯兵囲之数重。夜聞漢軍四面皆楚歌、項王乃大驚曰、「漢皆已得楚乎。是何楚人之多也。」項王則夜起飲帳中。有 …

覚書

鴻門の会 その3

前回の続きです。 項王未有以応。曰、「坐。」樊噲従良坐。坐須臾、沛公起如厠、因招樊噲出。沛公已出。項王、使都尉陳平召沛公。沛公曰、「今者出、未辞也。為之奈何。」 …

覚書

鴻門の会 その2

前回の続きです。 於是張良至軍門、見樊噲。樊噲曰、「今日之事何如。」良曰、「甚急。今者項荘抜剣舞。其意常在沛公也。」噲曰、「此迫矣。臣請、入与之同命。」噲即帯剣 …

覚書

鴻門の会 その1

「史記」より、有名な「鴻門の会」の場面です。長いので何回かに分けて掲載します。 沛公、旦日従、百余騎、来見項王、至鴻門。謝曰、「臣与将軍戮力而攻秦。将軍戦河北、 …

覚書

「君たちはどう生きるか」より

お気に入りの文章の紹介です。吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」の一節です。やや長いのですが、とても気に入ったので、ここに記しておきます。  コルペ君が玄関に駆 …

覚書

死せる諸葛生ける仲達を走らす

※以前に別のブログで書いたものを記録用に写したものです。仮名遣ひが異なりますので慣れない方は若干読み辛いかも知れませんがご容赦下さい。 亮数ゝ挑懿戦。懿不出。乃 …

Scroll Up