2018年池坊中央研修学院祭

立花新風体 ラナンキュラス、沖縄著莪、パイナップルリーフ、ニューサイラン、黒百合、手毬草、山梨、ゼラニウム、ライムポ
立花新風体
ラナンキュラス、沖縄著莪、パイナップルリーフ、ニューサイラン、黒百合、手毬草、山梨、ゼラニウム、ライムポトス、ユーフォルビア

2018年池坊中央研修学院祭の出瓶作品です。当初はオレンジのラナンキュラスが咲き乱れる姿を立てていました。4日間の会期中に徐々にラナンキュラスが枯れていき、最終日には予備のラナンキュラスも全滅。そこで思い切って花びらを全て取り去ってみるとこれが意外にもいい姿でした。そんなわけで偶然にできた作品がこちらです。なかなか気に入っています。

僕の情熱は赤なんて単純なものではない

立花新風体 ばら、カラテア、パイナップルリーフ、ベル鉄線、アンスリウム、シクラメン、木瓜、手毬草、風草
立花新風体
ばら、カラテア、パイナップルリーフ、ベル鉄線、アンスリウム、シクラメン、木瓜、手毬草、風草

古川特命教授の立花ゼミで勉強した作品です。

美しい色のばらに出会いました。内に秘めた仄暗い情熱を暗示しているようです。静かな、かつ燃えるような雰囲気が表現できたのではないかと思っています。

型の中で遊ぶ

立花正風体 竹著莪、水仙、つるうめもどき、シーグレープ、寒菊、著莪、檜
立花正風体
竹著莪、水仙、つるうめもどき、シーグレープ、寒菊、著莪、檜

古川特命教授の立花ゼミで勉強した作品です。

立花正風体という型のある生け方です。型はその通りにやることで安定した美を生み出してくれる大変ありがたい存在です。一方で、型通りでは面白みのない花になります。型の中でどれだけ遊んで、魅力ある花にできるかを模索しています。これは割と気に入った作品です。

池坊中央研修学院 古川立花研究室 第一期3日目

立花新風体 イタヤカエデ、イオノプシス、アンスリウム・プレビア、ミニアンスリウム、柳葉ユーカリ、クロトン
立花新風体
イタヤカエデ、イオノプシス、アンスリウム・プレビア、ミニアンスリウム、柳葉ユーカリ、クロトン

 

僕は花にむらがあります。少し気を抜くとたちまちくだらない花をいけてしまいます。型の無い新風体の場合それがよりはっきり出やすいのです。一作一作より集中して、心をこめて花と向き合うというのがこの1年の僕のテーマです。

イタヤカエデの青々とした美しい葉と、そこから顔を覗かせる何とも言えない色合のイオノプシスとの出会いが主題の新風体です。花材の種類をできるだけ少なくし、明確な表現を心がけるというのも最近僕が取り組んでいることです。

狙いとする部分をはっきり見せようと、柳葉ユーカリを控えめに短く使っていましたが、手直しで向かって左に大きく振り出していただきました。主題が壊れるどころか、却って雰囲気が高まりました。こういう扱いをものにしたいです。

池坊中央研修学院
http://www.ikenobo.jp/kensyu/