花園決勝

東福岡31-31桐蔭学園

劇的な幕切れでした。最初の5分を見る限り、東福岡の快勝を予感しましたが、桐蔭は恐ろしいチームでした。

竹中、松島の両選手は別格で、まるで簡単なことのようにトライを獲ります。そこばかり目立ちますが、東福岡にくらべ劣勢かと見えたFWが大奮闘です。素早い集散で前半に限れば密集戦を圧倒していました。

後半は一転して勝負に徹した東福岡が、力攻めに転じます。偉かったのは、貫き通したことでしょう。最大で21点も差をつけられ、時間を考えてどうしても一発でとりたくなるものですが、我慢して、FWで縦を突き続けました。まさか追いつけるなんて―。

いいものを見せてもらいました。面白かった。

東福岡の藤田選手、いい選手ですね。来年が楽しみです。

大学選手権準決勝

早稲田74-10明治

早稲田は今季最高の出来でした。特にタックルが出色です。相当に気合いが入っていた事が見て取れます。

チームがいよいよ仕上がってきています。カウンターで点を取る形が磨き上げられてきました。個々のランナーはより力強くなり、サポートも湧き出るようです。怒濤の攻めという表現がぴたりとくるような迫力が出てきました。キックチェイスも素晴らしいです。

明治には田村選手の負傷等、不運も重なり大差がついてしまいました。

第1試合は東海が勝つと思っていましたが、帝京は対抗戦時よりも強くなっていました。東海も自力では負けていなかったと思いますが、帝京のFWの圧力が想像以上だったのでしょうか、密集でのペナルティーが多すぎたような気がします。今年こそはの思いがあったでしょうが、またも帝京に阻まれました。

決勝の相手は昨年早々に幕引きさせられた帝京となりました。雪辱のときです。きっちりと借りを返して、国立に「荒ぶる」を響かせてください。

早稲田大学ラグビー蹴球部
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早明戦

早稲田31-15明治

開始早々に10分以上ゴールラインを背負って、遂には守りきりました。僕はここで勝ちを確信しました。明治のFWの圧力に屈せず、あきらめずに守りきりました。特にスクラムが互角以上だったことは実に驚きで、これで計算が立つなと感じました。見ているほうは肝を冷やしましたが、あれで早稲田はビッと締まったように感じます。早稲田が負けるときはどこかフワッとしたままいつの間にか試合が終わっていることが多いので、却ってよかったのかも知れませんね。

明治はやはり迫力があります。許した2トライはいずれも接点に人が巻き込まれて、ガラガラのDFラインへ展開されたものです。今日は国立で上から全体を見渡せたのですが、早稲田のDFはかなり完成度が高く、抜かれてもものすごい速さでバッキングが沸いてきます。これを崩すにはやはり明治がやったようにFWの圧力で接点にしっかりと人を巻き込むしかないかと思います。普通に展開しても、なかなか崩れません。早稲田側からすると頼もしい限りです。

今日は天気よくまた例年よりも暖かくて、強い明治を相手にしっかりと勝てて、気持ちのいい早明戦でしたね。

いよいよ選手権です。昨年、スタンドで終戦を迎えた有田主将、期するものがあるでしょう。リーグ戦では東海が強いと聞いています。明治、帝京もいます。そして慶應―。強敵ぞろいですが、きっと再び国立の空に「荒ぶる」を響き渡らせてくれると信じています。今から待ちきれません。

早稲田大学ラグビー蹴球部
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早慶戦

早稲田8-10慶應

まず慶應を褒めましょう。ブレイクダウンをよっぽど訓練したのでしょう。早稲田に1度たりとも早い球出しを許しませんでした。あれは早稲田がそういう戦術だったのか知らん。素人目にはわかりませんが、慶應が上手かったという風に僕は解釈します。

早稲田は残念ながら、帝京に快勝した事でどこかに気の緩みがあったように見えました。ミスが多すぎましたね。キックオフが象徴的です。慶應のDFが激しかったことを差し引いても2度のインゴールノックオンはいただけません。最後の攻撃もノックオンで終了、万事休すです。

負けたものは仕様がありません。気持ちを切り替えて早明戦です。明治は帝京に勝っています。近年重戦車復活といわれ続けて、いよいよそれが本物になったように見えます。そして、早明戦の明治は強い、これは過去2年まざまざと見せ付けられています。有田組の奮闘に期待します。

早稲田大学ラグビー蹴球部
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