中研 特別科 第一期

初日

生花正風体 燕子花
生花正風体
燕子花

今日から特別科が始まります。初日は燕子花の生花でした。

燕子花の生け方に関して、丁寧に講義してくださり、今まで疑問に思っていた点や、理解不足だった点、知らなかった点が一気に解決し、楽しく生けられました。

燕子花の生花ってすごく苦手意識がありましたが、これでやっと道筋がついた気がします。下手なりにたくさん稽古をして苦しんだ事が、今日の話の理解に繋がりました。沢山の失敗の蓄積があるからこそ、講義のひとつひとつが身にしみてわかったのです。ちょっと報われた気がしました。これからも頑張ろう。

2日目

立花正風体 アンスリウム、赤柳、デルフィニウム、柏葉ゴム、オクロレウカ、ヘレコニア、カラー、柘植、姫檜扇、メリー
立花正風体
アンスリウム、赤柳、デルフィニウム、柏葉ゴム、オクロレウカ、ヘレコニア、カラー、柘植、姫檜扇、メリー

立華十九ヶ條という、立花の見せ場を工夫した伝があります。今日の講義はそれについてで、実技では僕は芽出しの赤柳を中段流しに使いました。

3日目

立花正風体 燕子花、カラー、擬宝珠
立花正風体
燕子花、カラー、擬宝珠

今日の課題は燕子花一色でした。立花の伝である「立華十九ヶ條」には一色物と言って、ある植物を主に使って立てるものが7つあり、燕子花もその内の1つです。群生する美しさを表現しています。

一昔前はもっと花を沢山使いましたが、最近は本数を少なく軽く立てる事が多いです。今日は花5本で立てました。

講義で先生が配置例を示してくださり、僕はその通りに立てました。つい自分の作意を出したくなりますが、勉強だと思い取り組みました。得るところは多かったです。

4日目

自由花 ギガンジウム、擬宝珠、スチールグラス、ヘレコニア、赤柳
自由花
ギガンジウム、擬宝珠、スチールグラス、ヘレコニア、赤柳

今の時期に感じる、瑞々しさを表現してみました。どうでしょうか。

5日目

生花正風体 山梨、都忘れ
生花正風体
山梨、都忘れ

じっくりと枝を選び、よく見て、丁寧にいけました。いい勉強になりました。

丁度1年前、専門Bの最初の生花の授業でも同じ取り合わせで生けました。少しは上達しているでしょうか。 昨年度1年間中研に通い、特に生花が拙いというのを感じました。今回、初日の燕子花と、今日の授業で、少し見通しがついた気がします。ここで得た感触を基に、普段の稽古にしっかり取り組みます。

中研 専門B 第四期3日目

自由花 ラッパ水仙、水仙、縞ふとい、赤目柳、アンスリウム
自由花
ラッパ水仙、水仙、縞ふとい、赤目柳、アンスリウム

少しずつ暖かくなり、ようやく寒さともお別れです。春を喜ぶ気持ちを表現しました。ラッパ水仙をもっと曲線的に扱おうとしていたら、素直に生けた方がいいとのことで、その言葉に勇気づけられていい作品ができました。

中研 専門B 第三期

初日

自由花 七竃、秋明菊、クロトン、レッドウィロー
自由花
七竃、秋明菊、クロトン、レッドウィロー

あっという間に第三期が始まりました。今日は自由花で、レリーフまたはモビールです。僕はレリーフを選択しました。

レリーフとは元は浮き彫りのことで、その構成をいけばなに取り入れたものです。

秋のどこまでも高い青空をイメージし、そこに豊穣な秋の様々な相(実り、花、色)を配しました。特に感動の出発点である七竃の枝の動きを強調するため、レッドウィローで方向性を示しました。

手直しでは左の黒っぽいクロトンの葉を縦に遣っていたのを全体の動きに合わせ横にしていただきました。そもそも、生の葉を貼付けるのは見た感じでやや無理があるので、遣うとしたら押し葉がよいとのことです。確かに、水が行っていないと痛々しい感じがするかも知れませんね。僕は実際に飾る花と、瞬間だけの花とは区別していけているので、まあいいかと思っていたのですが、見る人がなにか引っかかるようなものは考える必要があります。

色合い、構成ともに上手くいったと思うのですが、後一歩何かが足りないような気がします。ここのところずっとそれを探しています。あるいは生の葉を平気で(もちろん自分なりには悩んだ上でのことですが)貼付けてしまうあたりに、何かがあるような気もします。

 

3日目

立花正風体 風船唐綿、ベッセラ、レッドウィロー、シーグレープ、ヘレコニア、秋明菊、かなめ、クロトン、セイロンライティア、玉羊歯
立花正風体
風船唐綿、ベッセラ、レッドウィロー、シーグレープ、ヘレコニア、秋明菊、かなめ、クロトン、セイロンライティア、玉羊歯

今日は立花です。正風体で今日的表現です。これは近年力を入れて取り組んでいるので、大分よくなってきました。今日も楽しく立てられました。自分が楽しめたときはいい花になります。

4日目

立花新風体 木瓜、縞ふとい、アンスリウム、ベッセラ、ヘレコニア、柏葉ゴム、柾、セイロンライティア、風船唐綿、アイビー、玉羊歯
立花新風体
木瓜、縞ふとい、アンスリウム、ベッセラ、ヘレコニア、柏葉ゴム、柾、セイロンライティア、風船唐綿、アイビー、玉羊歯

今日は立花新風体です。立花の中でも型がない様式になります。

木瓜の花一輪に魅せられて、それを主としました。相手役の用には、当初は柏葉ゴムを選んだのですが、ほっそりと美しい縞ふといがよく合い、結果としてその出会いによる作品となりました。花材に引っ張られて満足いく作品ができました。

 

中研 専門B 第二期2日目

立花 アガパンサス、オクロレウカ、縞フトイ、ヘレコニア、デクッサタ、カラディウム、クロトン、玉羊歯
立花正風体
アガパンサス、オクロレウカ、縞フトイ、ヘレコニア、デクッサタ、カラディウム、クロトン、玉羊歯

今日は直真(すぐしん)の立花です。今はほとんどが除真(のきじん)と言って、真が左右どちらかに中心を外れて出る形がほとんどですが、真をまっすぐ中心に立てる形です。

かなり細かいところまで直していただき、良い作品ができました。空間が単調にならないように気を配ることが肝要で、僕はそれがまだまだで、なるほどなあと感心する事しきりでした。これをなんとか物にしたい。