早慶戦

早稲田34-17慶應

勝ちました―。ミスもありましたし、反則も多く、ラインアウトも不安定と不安要素は沢山ありましたが、絶対に勝つという気持ちで上回れたのではないでしょうか。ゴール前の簡単な位置で得たペナルティーでしっかりとショットを選択したのは、近年の早稲田では滅多にお目にかかれないことで、そこに僕は勝利への執念を感じました(ELVによりタッチ→ラインアウト→モールでのトライが難しくなったという事情もありますが)。

FWの集散は帝京戦とは見違えるようで、最後まで足が止まることなく勤勉に働き続けブレイクダウンを制し、そのおかげでBKは伸び伸びと展開しますが、慶應もすさまじいタックルを浴びせ続けなかなか突破を許してくれません。そこに今日最も輝いた田中渉太選手です、抜群の走りでした。

真っ青な空の下、一杯に埋まった観客席、独特のしびれるような雰囲気。やっぱり伝統の一戦です。気持ち良かったなあ。

さて、次は早明戦―。

早稲田大学ラグビー蹴球部
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