副はずし

 生花正風体
木瓜
生花正風体
木瓜

生花(しょうか)という様式の中の「副はずし」と呼ばれる形です。通常の生花は真・副・体という3つの部分から成り立ちます。この副はずしはその内の副を省略して真と体だけでいけるいけ方です。

しかし、省略するとは言ってもただ副を無くせばいいという訳ではなく、副の気配は感じるようにします。この辺りの加減が難しく、あるようで無く、無いようであるというようななんとも微妙な感覚が求められます。

この副はずしは「茶花の事」の1つで、通常より軽くいけるのが特徴です。茶花とは言っても茶席にいけるという意味では無く、茶花のような侘びた簡素な姿を取るという意味です。いけばなにおける茶花という位置付けです。