元禄時代の水仙一色

立花正風体 水仙、金盞花、著莪
立花正風体 水仙、金盞花、著莪

元禄時代に刊行された『新撰瓶花図彙』と言う立花の作品集の中にある猪飼三枝さんの作品を参考に立てました。

明治時代に『立華十九ヶ條』と言う伝がまとめられます。その中にこの水仙一色があるのです。この時代はそれ以前ですから、立華十九ヶ條の水仙一色とは色々と異なる点があります。葉を大きく動かすこと、間を大胆にとってあることが特徴でしょうか。

先日立てた明治期の手法のものと比べてみてください。

立花正風体 水仙、金盞花、著莪
立花正風体 水仙、金盞花、著莪

いかがでしょうか。明治期の水仙一色に比べて、元禄期のものの方が艶やかで色っぽい感じがしませんか。文化は時代を写すものです。その時代時代の雰囲気が反映されているのですね。